こんな方のための仕組みです

・子ども(喪主になる人)のいらっしゃらない方
・事情があって子どもに
・葬儀などを任せることのできない方
・親類がみな遠方の方
・その他

 近年は、様々な事情で、自分の弔いに不安を抱える人が少なくありません。その多くは、子ども(祭祀承継者)がいない、あるいは親類はいるけれど頼れる程の関係じゃない、といったことが理由であるようです。

実は、頼ることのできる家族・親族がいないと、喪主になる人がおらず、お葬式を行うことはできません。喪主がいないということは、葬儀社に依頼するする人がいない、お寺に依頼する人がいないということです。当然、葬儀費用を支払う人もいません。また、火葬して遺骨になっても、遺骨は自分でお墓まで来ることはできません。

「弔い委任」という仕組みは、こうしたことにならないように、「弔い」に関して、本来、家族・親族がすべきことを、お寺が家族・親族にかわってお行うというものです。

どんな事情があっても、人は、きちんと弔われる権利があります。
「日本弔い委任協会」に所属するお寺は、こうした方々が、きちんと弔われるよう、司法書士や葬儀社、地域の福祉関係者などとネットワークを組んで支援をさせていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談いただければと思います。

日本弔い委任協会